ニュートン力学
運動量
運動量 p=mv は並進運動を表すベクトルで、その変化は力積に関係します。
運動量は質量と速度を組み合わせ、運動方向も含みます。遅いトラックでも速い自転車より止めにくいことがあります。
定義: 運動量と力積
ニュートン力学では質量は一定で、 の単位はkg·m/sです。合力の力積は運動量変化に等しく、一定力なら です。
力積と運動量
より速度の反転は運動量も反転させます。第2法則の一般形は で、 は質量一定の場合です。
例: 車の制動
1000 kgの車が20 m/sから15 m/sへ減速します。を求めなさい。
解答
初めの向きを正とすると kg·m/sです。負号は逆向きを示します。
クイックチェック
力が時間とともに変化する場合、一定力でない限り瞬間値に全時間を掛けることはできません。力積は力―時間グラフの符号付き面積で、一次元では平均力は です。エアバッグは停止時間を延ばすため、同じ運動量変化に対する乗員への平均力を小さくします。
有用な手順は運動量を成分に分けることです:、。互いに垂直な運動では運動量の大きさを足さず、各成分を加えてから三平方の定理で大きさを求めます。合計成分が6および8 kg·m/sなら、大きさは10 kg·m/sです。SI単位では N·s= kg·m/sで、力積の定理の次元確認に使えます。
有限時間における物体の運動量変化は、その間に積み重なった合外力の力積で決まります。ベクトル成分の負号は逆方向を示し、負の大きさを意味しません。混乱を避けるため基準系と座標方向を明示しましょう。 最後に各成分の単位と向きも確認します。
東へ3 m/sで動く2 kgの物体の運動量は?
運動量変化に等しい量は?
参考文献
- Young, Freedman (2019). University Physics