電磁気学
電気の仕事と電力
電流は電気エネルギーを他の形に変換します。電力はエネルギー変換の速さで、直流回路では です。
電位差のある回路素子を電荷が通過すると、電場が仕事をします。そのエネルギーは抵抗の発熱、ランプの発光、モーターの回転などに使われます。理想回路モデルでは、移動した電気エネルギーは電気力の仕事に等しくなります。
定義: 電気の仕事と電力
仕事 の単位はジュール (J)、電力 の単位はワット (W) です。 は電圧、 は電流、 は時間です。オームの法則に従う抵抗では、 とも表せます。
電気エネルギーと使用量
電力が一定なら、使用時間が長いほど消費エネルギーは大きくなり、 です。電気料金ではキロワット時がよく使われ、 J です。kWhは電力ではなくエネルギーの単位です。
例: 1時間点灯するランプ
W のランプを定格で 時間点灯します。消費エネルギーをJとkWhで求めなさい。
解答
J です。kWhでは kW h kWh です。
純抵抗では瞬時電力は で、電圧と電流が一定なら です。時間 の間に発生する熱はジュール・レンツの法則 に従います。たとえば の抵抗に A が流れると電力は W で、 分間に J の熱へ変換されます。ジュールに換算する前に時間の単位を確認しましょう。
機器に表示された定格電力は、指定された電圧での値です。異なる電圧では性能が低下したり過熱したりすることがあります。電力の式だけでなく、メーカーの安全定格も守りましょう。
クイックチェック
100 Wの機器が10秒間に消費するエネルギーはいくらですか。
電気料金によく記載される電気エネルギーの単位はどれですか。
参考文献
- Young, Freedman (2019). University Physics