Physic Labs

Leon M. Lederman

1922–2018, アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク市, アメリカ、アイダホ州レックスバーグ

素粒子物理学
ノーベル物理学賞 1988

アメリカの物理学者。ミューオンニュートリノが独立した粒子であることを証明して1988年ノーベル物理学賞を共同受賞。後にボトムクォークを共同発見した。

ニューヨーク市でロシア系ユダヤ人移民の子として生まれ、1951年にコロンビア大学で博士号を取得、以後約30年同大学の教員を務めた。メルヴィン・シュワルツ、ジャック・スタインバーガーとともに1962年にブルックヘブンで「2種類のニュートリノ」実験を主導し、高エネルギーニュートリノ物理学を切り開いた。フェルミラボ所長(1979–1989)としてテバトロン建設を指揮したほか、1977年には自らのグループがボトムクォークを発見。科学教育の提唱者としても知られ、イリノイ数学科学アカデミーの創設を助け、ヒッグス粒子の呼称「神の粒子」を広めた。

ノーベル賞受賞業績

1962年、レーダーマン、シュワルツ、スタインバーガーはブルックヘブンの交番勾配シンクロトロンを用い、加速したパイオンの崩壊で生成したニュートリノビームを10トンの火花室に入射した。ニュートリノはミューオンを生成するが電子はほとんど生成しなかったため、ミューオンと対になるニュートリノ(ν_μ)が電子ニュートリノ(ν_e)とは別種の粒子であることが証明された。

1962年 Physical Review Letters に発表されたこの結果は、レプトンが別々の「世代」をなすことを確立し、ニュートリノビームという実験手法を生み出した — 標準模型の礎石である。

所属機関: コロンビア大学, フェルミ国立加速器研究所 (Fermilab)

アメリカ合衆国

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