電磁気学
電荷とクーロンの法則
同符号の電荷は反発し、異符号の電荷は引き合います。点電荷間の力は距離の二乗に反比例します。
電荷は物質がもつ、電気的相互作用を生み出す性質です。正と負の二種類があり、同符号の電荷は反発し、異符号の電荷は引き合います。孤立系では全電荷が保存されます。
定義: 電荷と電気力
電荷 の単位はクーロン (C)、 は二つの点電荷間の距離です。クーロンの法則は真空中の力の大きさを与えます(空気中でもほぼ成り立ちます)。力は二電荷を結ぶ直線上に働き、符号によって引力か斥力かが決まります。
距離はどう影響する?
二つの電荷を一定にして距離を2倍にすると、力は4分の1になります。一方の電荷を3倍にすれば、力も3倍です。これは大きさについての関係で、力の向きは電荷の符号で決まります。
例: 二つの電荷間の力
C と C の電荷が空気中で m 離れています。力の大きさと相互作用の種類を求めなさい。
解答
N です。符号が異なるため引力です。
一方の電荷を一定にして二つの測定を比べれば、比例関係を確かめられます。距離を m から m に半減すると、 は4分の1になり、力は4倍です。一様な誘電体中では真空中より相互作用が弱く、比誘電率 が実効的な分母を大きくします。物体の大きさが電荷間距離より十分小さいとき、点電荷モデルが適切です。
電荷は量子化され、通常の物体の正味電荷の大きさは素電荷の整数倍です。物体をこすると電子が一方から他方へ移動しますが、全電荷は保存されます。
クイックチェック
二つの電荷を一定に保ち、距離を2倍にするとクーロン力の大きさはどうなりますか。
符号が反対の二つの点電荷はどのように相互作用しますか。
参考文献
- Young, Freedman (2019). University Physics
- Halliday, Resnick, Walker (2014). Fundamentals of Physics