Physic Labs

電磁力学

相対論的電磁気学

電場と磁場は電磁場テンソルの成分です。ローレンツ変換は E と B を混合しますが、マクスウェル方程式の構造を保ちます。

電気と磁気は完全に独立ではありません。相対運動する観測者は同じテンソル Fμν の異なる組合せを測ります。共変表記は4つの方程式を2つのテンソル式にまとめます。

∂μFμν=μ0Jν,∂[αFβγ]=0∂_μF^{μν} = μ₀J^ν, ∂_[α F_{βγ]} = 0

定義: 量とモデル

x^μ = (ct,r)、四元電流 J^μ = (cρ,J) とします。テンソルの符号は計量規約によります。共変方程式は SI の Maxwell 方程式と等価で、∂_μJ^μ = 0 を含意します。

パラメータを調整して場の構造を観察します。一般的な Maxwell 方程式ソルバーではなく模式図です。

解釈と帰結

速度 v のブーストでは E の平行成分は不変で、垂直成分は B と混合します(γ = 1/√(1−v²/c²))。

例: 定量例

実験室系で E = 0、B = 1 T とします。B に垂直に v = 0.6c で動く観測者は γvB = 0.75c T(SI では V/m)の横電場を測ります。γ = 1.25 です。

解答

示した関係式に代入し、SI 単位をそろえて次元を確認します。

場を特徴づける二つのローレンツスカラーは FμνFμνF_{\mu\nu}F^{\mu\nu} と Fμν ∗FμνF_{\mu\nu}\,{}^*F^{\mu\nu} であり、E2−c2B2E^2-c^2B^2 と E⋅BE\cdot B の組合せに対応します(係数は規約に依存)。不変量が電場優勢または磁場優勢の静止系を許せば、一方を消す系を選べます。両方が非零なら、どの慣性系でも一方を完全には消せません。

共変性は単なる簡潔な表記ではなく、すべての慣性観測者が同じ力学を記述することを保証します。電磁場のエネルギー運動量テンソルの四元発散は物質に働くローレンツ力と釣り合います。場のエネルギー・運動量は源と交換できますが、閉じた全系では保存されます。場の方程式と粒子運動を結合するときは、座標、四元電流、場テンソルを同じブーストで同時に変換します。

FμνF^{\mu\nu} の計量・符号規約は途中式の符号を変えますが、定義を一貫して使えば物理的予測は変わりません。

クイックチェック

記述した理想条件で正しい関係はどれですか。

場の式を使う際、まず何を確認すべきですか。

参考文献

  1. John David Jackson (1998). Classical Electrodynamics