振動と波動
音波の基礎
音は力学的波動で、気体や液体では通常縦波です。周波数は音の高さを決め、振幅は音の強さに関係します。
音叉の振動で周囲の空気が圧縮・膨張し、圧力変化が広がります。耳が受け取るのは圧力振動であり、空気分子が音源から耳へ飛んでくるのではありません。
定義: 音波の量
空気中の音は縦波として伝わり、空気層は伝播方向に振動して圧縮・膨張を作ります。典型的な可聴範囲は約20 Hz~20 kHzですが、実際の限界は人や音圧レベルによって異なります。
速さ・波長・強度
同じ媒質・条件では周波数は音源が決め、波長は です。吸収のない球面波ではエネルギーが に比例する面積へ広がるため、強度はおよそ で減少します。
例: 例題
音速が m/s、周波数 Hz のとき、波長を求めなさい。
解答
m です。
クイックチェック
音の伝播には弾性媒質が必要です。真空には振動を伝える粒子がないため音は伝わりません。気体では圧縮と膨張が波の方向に伝わり、気温が上がると音速も高くなります。一様媒質中の点音源の音はほぼ球面状に広がり、エネルギーが大きな面積に分散するため強度は距離とともに低下します。
モデルを適用する際は、一定に保つ量を明確にし、適切な基準系を選びます。数値に単位を添えると、物理量の取り違えや測定値と予測値の混同を防げます。計算後は次元、符号、極限の場合を確認し、小振動・一様媒質・抵抗無視などの仮定と結果が整合するか確かめます。現実の条件が仮定と異なる場合は、式を機械的に使わず、その差を説明しましょう。
関係式の物理的な確認には、平衡位置、最大変位、1周期、相対運動がない場合などの特別な条件を代入します。量がゼロまたは極値になることが多く、符号の誤りや周期と振動数の混同を見つけやすくなります。実験を比較するときは一度に一条件だけを変え、結果が変わる原因を明確にします。
同じ空気中で音の周波数が2倍になると、波長はどうなりますか。
空気中の音はどの種類の波ですか。
参考文献
- Young, Freedman (2019). University Physics