Physic Labs

ウォルター・ブラッテン

1902–1987, 中国、アモイ(厦門), アメリカ、ワシントン州シアトル

物性物理学
ノーベル物理学賞 1956

ジョン・バーディーンとともにベル研究所で最初のトランジスタを作り、1956年にノーベル物理学賞を受賞したアメリカの実験物理学者。

中国のアモイでアメリカ人の両親のもとに生まれたブラッテンは、ワシントン州の牧場で育ち、ウィットマン・カレッジで学びミネソタ大学で博士号を取得した。1929年にベル研究所に入所し、ほぼ40年にわたり半導体の表面特性を研究した。

ウィリアム・ショックレーの指導のもとジョン・バーディーンと協力して、1947年12月に最初の点接触トランジスタを作った。これは電流を増幅できる初めての固体素子だった。1967年にベルを退所後はウィットマン・カレッジで教鞭を執り、定年を迎えた。

ノーベル賞受賞業績

ベル研究所のショックレー率いる半導体グループで、ブラッテンは理論家ジョン・バーディーンと組む実験家だった。二人はゲルマニウムの表面準位を研究し、1947年12月23日に点接触トランジスタを実証した。ゲルマニウム結晶上に数百マイクロメートル間隔で配置した二つの金箔電極からなる素子だった。

この素子は信号を約20倍に増幅し、トランジスタ効果の初めての実験的証明となった。1948年にPhysical Reviewに発表されたこの成果は固体電子工学の時代を開き、真空管では到底得られない小型化・低コスト・高信頼性をもたらした。

所属機関: ベル研究所, ウィットマン・カレッジ

アメリカ合衆国

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