Physic Labs

スティーブン・ワインバーグ

1933–2021, 米国ニューヨーク, 米国テキサス州オースティン

素粒子物理学
ノーベル物理学賞 1979

アメリカの理論物理学者。弱い相互作用と電磁相互作用を、W・Z ボソンを予言する単一の電弱ゲージ理論に統一した。

Glashow のブロンクス科学高校の同級生だった Weinberg はプリンストンで博士号を取り、1967年に SU(2)×U(1) 構造をレプトン理論に組み込み、自発的対称性の破れで W・Z に質量を与えつつ光子を無質量に保った。繰り込み不可能に見えたため当初はほとんど引用されなかったが、1971年の 't Hooft の証明と CERN での中性カレント・W・Z の発見で模型は勝利した。3巻『場の量子論』とベストセラー『宇宙創成の3分間』で、彼は時代を代表する基礎物理の解説者となった。

ノーベル賞受賞業績

Weinberg は「統一的な弱い相互作用と電磁相互作用の理論への貢献」により1979年のノーベル賞を共同受賞した。1967年の論文『レプトンの模型』は、自発的に破れたスカラー場が W⁺・W⁻・Z⁰ に質量を与え光子は無質量のままという SU(2)×U(1) ゲージ理論を書き下した。Z の質量は Weinberg 角 θ_W(sin²θ_W ≈ 0.23)で W に結ばれる。

この理論は中性弱カレント(1973年 CERN で観測)と W・Z の約80・90 GeV の質量(1983年確認)を予言し、今も標準模型の柱である。

所属機関: テキサス大学オースティン校, ハーバード大学

アメリカ合衆国

業績(ライブラリと連携)