ルイ・ネール
1904–2000, フランス、リヨン, フランス、ブリーヴ=ラ=ガイヤルド
物性物理学
ノーベル物理学賞 1970フランスの物理学者。反強磁性とフェリ磁性を発見し、磁気記憶材料の基礎理論を築いた。
ストラスブールで Pierre Weiss に師事した Néel は、分子場の描像を隣接する原子磁気モーメントが反平行に整列する場合へ拡張し、1932年に反強磁性を予言した。グルノーブルに居を定め、静電気・金属物理学研究所を磁気研究の世界的中心に育てた。小粒子の研究は岩石の古地磁気記録の説明にもなった。
ノーベル賞受賞業績
Néel の1970年ノーベル賞は「固体物理学に重要な応用をもたらした反強磁性とフェリ磁性に関する基礎的業績と発見」を称えた。1932年、彼は特徴的なネール温度以下で交換相互作用が隣接スピンを反平行に整列させうると提案した。この秩序は磁力計には見えないが、磁化率と中性子回折で明らかになる。
1948年のフェリ磁性理論は、モーメントの異なる反平行副格子が正味の磁化を生むことを示し、マグネタイトなどのフェライトを説明した。これらの材料は変圧器コア・マイクロ波デバイス・磁気記録の基盤となった。
所属機関: グルノーブル大学, フランス国立科学研究センター(CNRS)
フランス
