ヨハネス・ゲオルク・ベドノルツ
1950年頃に活動, ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州ノイエンキルヒェン
物性物理学
ノーベル物理学賞 1987ドイツの実験物理学者。IBM の若手研究者として K. Alex Müller と共にセラミック酸化物の高温超伝導を発見した。
ミュンスターと ETH チューリッヒでペロブスカイト結晶の博士号を取った Bednorz は1982年に IBM チューリッヒに入った。彼は骨の折れる結晶成長・測定プログラムを進め、1986年1月に La-Ba-Cu-O の超伝導を示した。Müller と意図的に慎重な形で公表した結果である。37歳でのノーベル賞受賞は当時1960年代以来最年少の物理学受賞者で、現在も IBM で酸化物材料の研究を続けている。
ノーベル賞受賞業績
Bednorz はセラミックスにおける高温超伝導の発見により1987年のノーベル賞を共同受賞した。彼は自ら材料探索を行い、混相のバリウム-ランタン-銅酸化物試料を成長・特性評価し、35 K 付近でゼロに落ちる抵抗遷移を測定した。
1986年末の Meissner 効果の出現で確認が取れ、フィラメント状のアーティファクトではなく真のバルク超伝導であることが証明された。YBCO、ビスマス系、鉄基化合物へと続く La-Ba-Cu-O の発見は、物理学史上最速のノーベル認定であり続けている。
所属機関: IBM チューリッヒ研究所
ドイツ