物理化学
熱化学
熱化学は反応で交換される熱を定量化し、エンタルピー、ヘスの法則、結合エネルギーを用いて熱効果を見積もります。
圧力一定では反応熱は系のエンタルピー変化に等しくなります。符号は系を基準にし、発熱反応では です。
モデルと物理量
式は状態・実験条件・符号規約の仮定とともに読みます。代入時は単位をそろえ、結果を解釈する前に次元を確認します。
定義: ヘスの法則
エンタルピーは状態関数なので、全体の は初期状態と最終状態だけで決まります。熱化学反応式は反転・倍数化でき、反転時は の符号も反転します。
式中の量は対象の反応・系について定義します。標準状態量と実条件を区別し、一般式だけから機構を推定しないでください。
例: 解答例
炭素1 molの燃焼 C + O₂ → CO₂ は kJ/mol です。2段階の経路が −110 と −284 kJ/mol なら、合計も −394 kJ/mol です。
解答
各段階を加えると kJ/mol です。各式が炭素1 molを表すため、追加の係数変更は不要です。
| 概念 | 説明 | 単位・注記 |
|---|---|---|
| 重要な関係式 | 記載条件で使用 | 単位と符号を確認 |
| 測定量 | 状態・過程を関連付ける | データをモデルと比較 |
| 適用範囲 | 条件をモデル化 | 適用前に仮定を確認 |
標準生成エンタルピー を化学量論係数に従って用い、生成物−反応物で反応エンタルピーを求めます。結合エネルギーでは切断結合−生成結合です。
解答例のデータから得られる結果はどれですか。
この内容に合う記述はどれですか。
参考文献
- Peter Atkins, Julio de Paula (2014). Thermochemistry