マックス・テオドール・フェリックス・フォン・ラウエ
1879–1960, ドイツ帝国、コブレンツ近郊プファッフェンドルフ, 西ドイツ、ベルリン
物性物理学光学
ノーベル物理学賞 1914結晶によるX線回折を実証し、X線の波動性を確立してX線結晶学への道を開いたドイツの物理学者。1914年ノーベル物理学賞を受賞。
フォン・ラウエは当時ドイツ帝国領だったコブレンツ近郊のプファッフェンドルフに生まれ、ストラスブール、ゲッティンゲン、ミュンヘン、ベルリンの各大学で物理学を学んだ。1912年、結晶をX線の回折格子として用いることを提案した。ヴァルター・フリードリヒとパウル・クニッピングが提案に基づく実験を行い、特徴的な回折斑点を観測した。この結果は、X線が非常に短い波長を持つ波であり、結晶が周期構造を持つことを示した。
結晶によるX線回折の発見により、1914年ノーベル物理学賞を受賞した。この研究は、結晶でX線の波長を測る方法と、X線で結晶構造を調べる方法という相補的な二つの研究分野を切り開いた。複数のドイツの大学で研究を続け、戦後はベルリンのカイザー・ヴィルヘルム物理学研究所所長となった。
ノーベル賞受賞業績
フォン・ラウエは「結晶によるX線回折の発見」により1914年ノーベル物理学賞を受賞した。1912年、結晶の規則的格子がX線に対する三次元回折格子として働くと提案し、フリードリヒとクニッピングの実験がラウエ斑点を確認した。X線が電磁波であることが証明され、X線結晶学が始まった——ブラッグ父子の結晶構造解析が直後に続いた。
所属機関: ミュンヘン大学, フランクフルト大学, ベルリン大学
ドイツ
