ドナルド・アーサー・グレーザー
1926–2013, アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド, アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー
素粒子物理学
ノーベル物理学賞 1960素粒子検出に重要な泡箱を発明したアメリカの物理学者。1960年にノーベル物理学賞を受賞した。
グレーザーはオハイオ州クリーブランドに生まれ、ケース・ウェスタン・リザーブ大学で学び、1950年にカリフォルニア工科大学で物理学の博士号を取得した。1952年に泡箱を開発した。沸点近くに保たれた液体中で、荷電粒子が写真に記録できる泡の軌跡を残す装置であり、霧箱より効率よく高エネルギー粒子の相互作用を記録・分析できた。
1960年のノーベル物理学賞は泡箱の発明を評価した。その後、分子生物学に研究分野を移し、細菌細胞のタンパク質合成や遺伝子発現の制御機構を研究した。
ノーベル賞受賞業績
グレイザーは「泡箱の発明」により1960年ノーベル物理学賞を受賞した。1952年から開発された泡箱は、過熱液体 (プロパン、後に液体水素) 中で粒子が生じさせる気泡の列で粒子を検出する。高エネルギー粒子研究で霧箱に取って代わり、1950–60年代の多数の共鳴粒子発見の基盤となった。
所属機関: カリフォルニア大学バークレー校, ローレンス・バークレー国立研究所
アメリカ合衆国
