国際物理オリンピック · 2004年
問題
- 問題 1焦点距離 の凸薄レンズから距離 に物体を置く。像距離 と符号付き倍率 を求めよ。実像では 。薄レンズは空気中にあり、高さ の物体は主軸に垂直に置かれ、実像は反対側にできる。(a) レンズの式から を求めよ。(b) 符号付き倍率 を求めよ。(c) 符号付き像高 を求め、正立か倒立か判定せよ。答えは与えられた量を用いた式で示し、数値計算を行う場合は SI 単位を用いる。使用した仮定を明記し、各結果の次元を確認して、符号の誤りや条件の見落としがないか支配法則と照合せよ。 ここで用いる記号は問題文で定義した物理量を表し、重力加速度や比例定数は指定された記号のまま扱う。符号は選択した座標系に従い、速度やエネルギーなどの大きさと混同しないこと。小問間で得られた結果を用いる場合は、その依存関係を明示し、最終式が与えられた条件に戻ることを確認せよ。 また、既知量と未知量を区別し、導いた量が定義された条件で正となるかを確かめる。極端な値を代入したときにも、予想される物理的挙動と矛盾しない答えを選ぶ。解答: 1
- 問題 2質量 、電荷 の粒子が一様磁場 に垂直に速さ で入射する。軌道半径と周期を求めよ。電荷の大きさは 。磁場は初速度に垂直であり、重力と衝突を無視する。(a) ローレンツ力から軌道半径 を求めよ。(b) 周期 を求めよ。(c) サイクロトロン振動数を求め、どの量が速さ に依存しないか述べよ。答えは与えられた量を用いた式で示し、数値計算を行う場合は SI 単位を用いる。使用した仮定を明記し、各結果の次元を確認して、符号の誤りや条件の見落としがないか支配法則と照合せよ。 ここで用いる記号は問題文で定義した物理量を表し、重力加速度や比例定数は指定された記号のまま扱う。符号は選択した座標系に従い、速度やエネルギーなどの大きさと混同しないこと。小問間で得られた結果を用いる場合は、その依存関係を明示し、最終式が与えられた条件に戻ることを確認せよ。 また、既知量と未知量を区別し、導いた量が定義された条件で正となるかを確かめる。極端な値を代入したときにも、予想される物理的挙動と矛盾しない答えを選ぶ。解答: 1
- 問題 3仕事関数 の金属に振動数 の光を当てる。光電子の最大運動エネルギーと阻止電圧を求めよ。プランク定数を 、電子電荷の大きさを とする。光子1個のエネルギーは であり、しきい振動数を超える光で電子が放出される。(a) しきい振動数 を求めよ。(b) のとき最大運動エネルギー を求めよ。(c) 阻止電圧 と放出条件を求めよ。答えは与えられた量を用いた式で示し、数値計算を行う場合は SI 単位を用いる。使用した仮定を明記し、各結果の次元を確認して、符号の誤りや条件の見落としがないか支配法則と照合せよ。 ここで用いる記号は問題文で定義した物理量を表し、重力加速度や比例定数は指定された記号のまま扱う。符号は選択した座標系に従い、速度やエネルギーなどの大きさと混同しないこと。小問間で得られた結果を用いる場合は、その依存関係を明示し、最終式が与えられた条件に戻ることを確認せよ。 また、既知量と未知量を区別し、導いた量が定義された条件で正となるかを確かめる。極端な値を代入したときにも、予想される物理的挙動と矛盾しない答えを選ぶ。解答: 1